子育てを意識した注文住宅の間取り選びのポイントについて解説!
子どもの誕生をきっかけに、注文住宅を検討する方も多いのではないでしょうか。お子さんがいるご家庭は、家の間取りにも気を配ることがたくさんあります。そこで、こちらの記事では、子育てを意識した注文住宅の間取り選びのポイントについて解説します。ぜひ、参考にしてみてください。
子育てを意識した注文住宅の間取り選びのポイント
子育てを意識した注文住宅の間取り選びのポイントは、「子供が小さい時」「学校に入学してから」の大きく2つのポイントを意識すると良いと言われています。
■子供が小さい時
子どもがまだ小さい時期は、一緒に過ごす時間も多いですよね。また、小さなお子さんは予期せぬ行動をすることがあるので、できるだけ大人の目が行き届くようにしておきたいと考えるのではないでしょうか。
子供がまだ小さい頃に意識するべきポイントとして、家族が一緒に過ごすスペースを広くすることが挙げられます。リビング・ダイニングを広めにすることで、お子さんも広いスペースでのびのびと過ごすことができ、大人も安心して見守ることができるでしょう。
■学校に入学してから
お子さんが学校に入学すると、子どもが勉強するスペースが必要になります。また、思春期になると、一人部屋を希望するお子さんも多くなるでしょう。一人ひとりの部屋をはじめから設けるのも良いですが、取り外し可能な間仕切りで対応するなどの方法もあります。
例えば、子供用に大きなスペースを確保しておき、子どもの人数や成長に合わせて間仕切りを活用して、一人部屋を作ることができます。このように、子育てを意識した間取りは、子どもの成長を考えながら検討していく必要があるでしょう。
子育て世代は住宅性能にも気を配ろう
子育て世代は、さまざまな面から安全性を考えた家づくりをしなければなりません。家の中の安全性はもちろんですが、遮音性や防犯性などにも配慮が必要です。続いては、子育て世代が配慮するべき住宅性能についてご説明します。
■防犯性
家の中で安心して暮らせるように、防犯性はとても重要です。例えば、人感センサー付きのライト、相手の顔が見えるインターフォン、防犯カメラの設置など、対策をしっかりとしておくことで、防犯性が高まり犯罪に巻き込まれるリスクを軽減できるでしょう。
■耐震性
日本では、どの地域でも地震が起こりえるのが現状です。注文住宅を購入する際には、耐震性にも気を配る必要があります。注文住宅の耐震性は、メーカーによって性能も特徴も異なるので、どのような耐震性を特徴としている家なのか、確認しておくことが重要です。また、家具が倒れないように設置するなど、自分たちでおこなえる地震対策もしておくことをおすすめします。
■遮音性
小さなお子さんがいる家庭は、周囲の騒音が気になるケースも多いのではないでしょうか。子供が寝ている時間に、隣接している道路からの騒音が聞こえると、「せっかく寝たのに起きてしまう!」と落ち着かないこともあるかもしれません。
また、反対に自宅の子供の泣き声などが近所迷惑になっていないか気になるケースもあります。この2つの問題点を解決するには、遮音効果の高い窓にする、部屋や窓の位置を考えて決めることが大切なポイントとなります。
後から後悔しないために業者選びは慎重に!
注文住宅で後悔しないためには、業者選びが大切です。注文住宅は、「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」がありますが、どのように選べば良いのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらの章では、後悔しないための業者選びのポイントについてご紹介します。
■価格だけで決めない
注文住宅は、一生に一度の高額な買い物と言っても過言ではありません。また、予算も限られているので、できるだけ価格を抑えたいもの。しかし、価格の安さだけで業者を選んでしまうのはおすすめしません。他の業者と比べて一見安くみえても、オプションが発生する場合も考えられます。価格と同時に、グレードやオプションが必要ないかなど、しっかりと確認しましょう。
■相談しやすい業者を選ぶ
注文住宅を建てる際には、専門的な知識が必要になることもあり、担当者に相談する機会も増えます。そのため、なんでも気軽に質問でき、真摯に相談に乗ってくれる担当者がいる業者がおすすめです。また、家が完成した後にも、業者によるフォローが必要になる場面も多いので、末永く良い関係が築ける業者選びが大切と言えるでしょう。
子育て世代の注文住宅は、間取りや住宅性能など、注意するべき点が多くあります。住宅性能では、耐震性はもちろんですが、防犯性や遮音性なども気を配ることが大切です。また、注文住宅では、業者選びがとても重要です。業者を選ぶ際には、価格の安さだけで選ばずに、相談しやすく、信頼できる業者を選んで、満足できる注文住宅を建てましょう。